風とおし***

シンプルに暮らす。。。

親子の時間は有限***

   

   父と母が来てくれた時はいつもお墓参りをしてくれる。

   お墓参り用、仏壇用にといろんな花をいっぱい買ってくれていて

   その中にガーベラの束が入っていることが多い。

   あまりにも可愛いので花瓶に挿して飾る。

   春だ。

 

 

家につくなりパソコンを出してなにやらしている。

父の同窓会。

今年で8回目らしい。

~9回目の喜寿

 10回目の傘寿。

 計画を立ててそれまで元気で頑張ろうと皆で話をしてる~

同窓会名簿を作っている父の姿が生き生きしている。

案内状や名簿の作成を頼まれて

仕事から帰ってきてはパソコンを開いて

夜遅くまでカチカチと頑張ってるらしい。

夫に画像の取り込みの仕方を教えてもらって

頑張っている父。

すぐに覚えてえらいなと思う。

今でも仕事をしずっと働いて頑張ってくれている。

止まったら死んでしまうマグロのように。

そんな父を陰で支えている母はすごいと思う。

夫が

『お母さんを一文字で例えたら忍耐の忍や』

と言うくらい。

自分が父と母の年齢になった時に

そんなに頑張れるだろうか。

足元にも及ばない。

せめて心配させないように

元気に頑張る姿でいよう。

 

 

     夫がサッカー部でよく集まっていたお店。

夫に応援要請がかかり北陸へいくことに。

『大変やけど頑張ってきてな』

と夫を気遣いお肉でも食べにいこうと。

子を思う親の気持ちがなんというかあたたかくて大きくて。

~子育てって

子供が社会人になったら一段落して

ゆっくりできるものやと思っていたけど

ずっと続くもんや~

 

こうやって遠くからわざわざきてくれる姿をみて

父が言ったその言葉の意味が伝わってくる。

 

自分たちもそうやって頑張っていこう。

そして父と母に安心を与えて恩返ししていけるようにしよう。

 

 

         久々に美味しいものを食べた。

     

親子の時間は有限。

私は父と母と離れた地で暮らしているので

こうやって一緒にいれる時間は大切にしたい。

自分ができることは

いつものように

ご飯を作って一緒に食べて

気を遣わせず

同じ空間で過ごしてもらうこと。

 

 

 

今できる親孝行って本当にこれくらいしかできない。

 

 

 

 

考えていた一週間のメニューを4人分作って一緒に食べる。

父も母も普段贅沢をしない人たちなので

何を作っても喜んでくれる。

こんなんで喜んでくれるんやと申し訳なくなる。

 

 

         朝ご飯 父はヨーグルトが苦手だ。

 

毎回家に来るときは

迷惑をかけないようにと

沢山の食材や日用品を詰めた段ボールがリビングに積まれる。

結婚してからずっとこんな感じで続いている

ありがとう、お父さん、お母さん。

父と母は子供時代

家庭のぬくもりに恵まれなかった人たちなので

自分たちのような思いをさせないようにと

本当に細やかにたくさん愛情を注いで私たちを育ててくれた。

父と母への思いは言葉ではいい表せない。

一緒に過ごせる時間は

いっぱい笑って心穏やかに過ごしたい。

 

      ******

 

 

ロキソニンは必需品。

夫は最近体調がすぐれなくて手放せない。

心配だ。

 

 

私の仕事はアイロン掛けだけ。

几帳面な夫に荷造りはまかせている。

綺麗にたたんで綺麗に収納して。

私が触らない方がうまくいく。

 

 

仕事のことは

しんどいことがあっても

私に言ってもわからないからと何も言わない。

自分の中で

消化してくれている。

それがどれだけ

有難いことか。

今自分たち家族が

安心というものを感じることが出来ているのも

夫が頑張ってくれているからだと思う。

本当に。

 

 

自分にできることは

節度を持って

1日1日を大切に過ごすことくらい。

それくらいしないとなと思う。

 

 

 

 

父と母にサービスエリアでのお供

あるもんで弁当をいつものように作る。

玉子も高菜もトマトも八朔も父たちが持って来てくれたもの。

食べれるようにして返還。

もう一踏ん張りの力を与えてくれてありがとう。

今日も無事に一日が終わる。

お疲れさま。