
岐阜タンメン。
初めて食べた時の美味しかったこと。
息子の引越し。
食べるならコレと思っていた。

〜遠くなるなあ〜と送り出した日からもう4年も経つのだ。
あまりにも時間の経つのが早い。
それでも振り返ってみると
いろんな事があって立ち止まったり
方向転換したりそのまま突っ走ったりしながら
やっとここまできたと長かったようにも感じる。

自分の子供だけれど
親の私たちが知らない世界で生きて
いろんな出会いの中でひとりの人間として育ってきたのだと
節目の時を一緒に過ごして感じる。

二人の子が一度に社会に出る時を迎えて
週末になると引越しとバタバタの日々。
『子供のことでバタバタとしている時が1番楽しかった』
友人の言葉に本当にそうかもしれないと
急にこのバタバタの時を惜しむ気持ちが生まれる。
実際にこの時は
子育て完了の時というかなんというか
ずっと目標としてきたので
親としてできる精一杯のことをして社会に送り出したい気持ちで頑張っている。
今は気を張って動いているけれど
終わるとどっと疲れが出そうでこわい。

コンパクトなキッチン。
小さくまとまった形を見て
こんなだったよなあと自分の昔を思い出す。
夫が子供の為に一生懸命動く姿を見ては
お父さんがこんな感じで動いてくれたなあと思い出したり
息子の新しい住まいに
自分がひとり暮らししていた極狭のマンションと比べては
今の子は贅沢だなあと思ったり。
感謝の気持ちと思い出で心がいっぱいになる。

バイト先の友人たちとグアムに行ってきた息子。
自分で貯めたお金でいろんなところに飛び回る。
また近々海外に卒業旅行にいく。
経験が財産のタイプの息子。
昔、地元の島祭りに友達と行きたいと言った息子に
『今ここで頑張ってないと後悔するぞ』と
行かさなかった夫。
あの時の夫と息子のやりとりが忘れられない。
厳しく厳しく育ててきた。
その反動だろうか。
大人になった息子は常に飛び回っているような気がする。
マンション借りなくても良かったのではないかと思うくらい。
今は自分の力で飛び回っているのだ。
もう行かさないなんてことはできない。

荷物いっぱいの車を運転しながら息子が
『お父さんみたいになれる気がしない』と
父をすごく頼りに尊敬していることや
『長い夏休みありがとう(学生生活)。楽しかった。
これから頑張ります』と最後の学生生活を終えての感謝の気持ちを伝えてくれた。
夫は夫で
『できる人は計画的に遊ぶものだ』と
『社会人になったら甘くないぞ』と釘を刺しながらも
どんな時も前向きに進んでいく息子を
『アイツはすごいな』という。
お互いその気持ちを本人に伝えない。
面白い関係だと思いながら私が中継してそれぞれに伝える。
車の中で普段心で思っていても口に出せない、出さない思いが交差して良い時間だった。

引越しを終え
『そばでも食べようか』と蕎麦屋へ。

ほっとして
温かさが身に染みて
美味しかったな。