出会えて良かったなあと思えることって
人生の中でもそうそうないもの。
今日はそんな一瞬があって。
人の優しさに触れて
私はもっと頑張りたいと思って
恵まれていることに感謝した日。
自分で選んで進んでいくことの
大切さや
選んだ道は
楽しいと言う事。
少し認めてもらえたと感じれた時の嬉しいこと。
今日のこの気持ちを忘れずにいたい。
完熟梅を仕込んだ夜。
気分良く眠れそう。
ここから始まり＊＊＊
6月1日午後12時。
入学者選抜試験結果発表を
小さなスマホの画面で見る。
息子の受験番号を見つけ
ほっとする。
確か4年前もこんな感じだったなあと思い出す。
試験から10日程しかなかったのに
長く感じた。
今まであまり緊張するところを見せたことがない息子。
珍しく平常心を保つのが難しい様子だった。
受験前に一度家に帰ってきた。
いろいろ話をし初めて知る彼の気持ちもよくわかった。
彼も緊張や怖さを感じ大人になってきているのだ
それを乗り越えるために親として出来ることもなくなってきているのだとも感じた。
これから少しずつ一人で進んでいくことになる。
『大丈夫。普段通り頑張れ』と送り出すだけ。
一人で目的の地に向かい
初めての場所を歩き
どきどきの時間を過ごす。
良い経験になったと思う。
都市と地域における豊かな景観を
創造するための計画・デザインする方策を
考察していく。
彼の学びたいもの。
息子がこういう道に進みたいのだと親として初めて知った。
試験後に研究室を探し歩いた彼。
彼がひとり歩いた景色を見せてもらった。
なるほどなと思う。
息子が好きそうだと妙に納得する。
その夢にこれから繋がっていけるのだと思うと
嬉しい。
これからが始まり。
学び続けて人生を豊かなものにして欲しいなと思う。
母が好きだったもの＊＊＊
仕事から帰ってくると
ピンポンとチャイムが鳴りました。
声を聞くと裏のお家の方です。
『無事に四十九日が終わりました』
と、ほっとした様子。
葬儀の際はお参りしてくださって
ありがとうごさいましたと
茶菓子を届けてくれました。
白菊の花。
お上品なお菓子です。
今までは故人さまと
良いお付き合いをさせていただいてましたが
こうやって世代が変わって
娘さんともお花の話をしたり
料理の話をしたり
畑の話をしたりして
繋がっていられる事が
とても有り難く嬉しいです。
『母が好きだったものです』
思い出すように娘さんが話されていて
本当にお母様の事を好きだったのだろうなあと。
『薔薇が綺麗ですね』
とえらく褒めてくださったので
庭に満開に咲いている薔薇を差し上げました。
ちょうど黄色い蝶々が薔薇に止まって
『可愛い。蝶々も連れて帰りますね♪』と
帰られていきました。
少しの時間でしたが
心が安らぎました。
仕事を終え
落ち着く家にただいまと帰り
ほっとするご近所さんと話ができて
今日も幸せな日です。
前期試験が始まる息子に。
少しのおやつと
バスの回数券を送りました。
定期試験前に補食を送ることも5年目になります。
離れているから
普段何もできない。
こんな時くらい何かしてやりたい。
頑張れの気持ちを
詰めて送って。
自分が安心する。
そんな気持ちで続けてきました。
あっという間だったなあ。
息子の夢が叶うといいなと思いながら
一日一日を過ごしている今日この頃です。
一生勉強＊＊＊
新しい仕事も今日で１ヶ月が経ちます。
少しずつ流れが見えてきて
きゅっと肩に力が入っていたのが
自然と取れてきているような気がします。
この歳になって
言葉の使い方
礼儀作法に
教養全般…etc。
ずっと甘えて生きてきたんだなあと。
自分で真剣に勉強しようとしなかったこと
勉強することから逃げてきたことは
恥ずべきことだったと今さら思うのです。
職場で良く聞く言葉。
『一生勉強』
本当にそう。
学ばなければならないと思う環境に居れる事が
とにかく有難い。
子たちにもいつからでも遅くないから
学ぶことは始めて続けなさいと言おうと思って。
気をつけなければ
お母さんみたいになるよと。
そして
今日も自分が出来ることを
ひとつずつ大事にしていきたいと思います。
今日家族が揃います。
久々でなんとも嬉しい。
息子が帰ってきたらちょっと贅沢してしまう。
久々の上原チキン。
少し緊張の中自分の将来の話を真剣にする息子。
いつも前向きで頑張ろうとする姿は親の私たちにも元気を与えてくれるような気がします。
惹かれる色＊＊＊
お昼休憩の散歩道で
黄色の薔薇を見つけた。
ぱっと目を引く。
我が家にはそう言えばこういう色がない。
最近頂く花は
明るいオレンジ系が多くって。
ビタミンカラーって
元気が出るものだなあ。
母の日。
日傘にしようか
いつも使っているヘアーバンドにしようか
迷った彼女が最後に選んだのは花束。
オレンジの薔薇と
黄色のカーネーション。
可愛い。
『ピンクは嫌だから
こんな色にしたかった』
彼女らしい。
こんな色が好きなんやなあと。
今度オレンジ系の薔薇を見つけたら
育ててみようか。
塾終わり
車の陰に隠れるように
花束を持って待ってくれていた。
全くそんな素振りを見せず
いつも通りサバサバしていた彼女。
思ってもみなかった贈り物に
可愛いところあるのやなあと
嬉しくなった。
庭の薔薇が一気に咲き始めたので
今度会社に持って行こうかなと
思っていたら
朝出社するとピンクの薔薇が花瓶に挿されていて。
『あ。気持ちが一緒』と嬉しくなって。
採用担当の彼女が
家で咲いていた薔薇を飾ってくれていた。
聞けばいろんな花を育てているらしい。
素敵だなあ。
よし頑張ろうと言う気持ちがまた湧いて。
人の気持ちというものは
心に響くものがあると
全然ちがってくる。
もっともっと力をつけて頑張りたい。
今日はそう思えた日。
子供の日と立夏＊＊＊
今年のGWは
とてもゆっくりと充実した時間を過ごせました。
最終日の今日はあいにくの雨。
残念ながらルーティンのウォーキングに神社詣りは
出来ませんでしたが
家の中を整える
本を読む
ピザを焼くなど
ひと通りしたいことをすることが出来ました。
少し自分のことに
一生懸命の日々でしたので
家の中がごちゃついて整っていませんでした。
この連休にリセットすることが出来て
心穏やかです。
子供の日。
もう子供とは呼べないくらい
大きく成長してきた息子からの連絡は
もう事後報告に近く
親として大事なことは
せめて顔を見ながら話をしたかったという
思いが出て
なんとなく淋しい気持ちでした。
でも今年二十歳になるのだ。
きっと彼なりに考えて出した答え。
親として応援してやるしかない。
そういう私だって親にこんな気持ちを
味合わせていたかもしれない。
順送りなのだ、これは。
今傍で親のヤキモキする姿を見ている娘も
そのうち飛び立つのだなと
色んなことを
考えさせられた休日。
初夏らしい服でも買って
軽やかな気分になりたいとも思いましたが
何処にも出かけずのんびりと過ごしました。
しかし家時間というのは良いもので
また明日からも頑張ろうという気持ちに
不思議とさせてくれるものです。
なんて有り難いこと。
しっかりと充電できました。
開拓＊＊＊
お昼休憩の散歩道。
この階段を登れば春には桜がとても綺麗に見える景色が広がっているらしい。
わからないけど楽しい。
今の自分の気持ち。
一日一日が新鮮で
前に進んでいる感じがしていい。
自分を開拓していくのって
いいものだなと思う。
まだまだ全然耕せていないものだから。
カチカチだ。
柔らかく色んなものが身につくように。
どれだけ自分自身を豊かにしてあげることが
できるだろうかな。
頑張ってみようと思う。
