息子の帰省。
いつも荷物が多い彼。
重たいスーツケースにリュック。
そしてRIKURO'Sの袋を手に持ち
笑顔でバスから降りてきた。
元気そうで良かった。
わざわざお土産ありがとう。
夕飯の後のデザートに珈琲と頂く。
シュワシュワと柔らかく美味しい。
チーズケーキが一番好きだなあと
思いながら食べる。
今年のChristmasはとても清々しい気持ちで過ごせた。
急かされるように始まった実家じまい。
どうしたものかと
夫と二人頭を悩ませ
ひと言目には
『弱ったなあ』の言葉が出るように。
今の自分たちの力で
出来る範囲の事だけしていこう。
ただそれだけの気持ちで動いていたら
いろんな人たちの優しさに触れる事ができ
心が本当にあたたかくなった。
最後には
『こんな有難いことないなあ』と。
ここまでしてくれてほんまに感動したと夫。
『誰がここまでしてくれるんよなあ』
『ほんまになぁ』
私も同じ気持ち。
心ある人たちのお陰で
迷いながらも進めていた実家じまいも
なんとかひと段落つく事が出来た。
もう感謝の気持ちしか出てこない。
++++++
お墓掃除に行くと
修理を頼んでいた塔婆たても
綺麗になおっていた。
台風で壊れてしまい
ずっと気になっていた。
心に引っかかっていたことが
全てすーっと
流されたようで
心が軽くなり清々しい気持ちに。
〜良かったこれで年が越せる〜
大人二人暮らしが始まって
初めてのクリスマス。
このたまらない気持ちはきっと忘れることがないと思う。