風とおし***

シンプルに暮らす。。。

歴史旅***

      

       岐阜公園内で菜飯田楽が食べれる茶店

                         『木の芽でんがく処 むらせ』

                 すごく癒やされる空間でした。

 

    ********

 

 

      今年の夏フル活用した娘の仕事着。

      よく頑張りました。

      『また来るから』と置いて行きました。

大学に入って初めての夏休み。

塾講師のバイトの為ずっと帰省していた娘。

元々インドア派の彼女は

家に居るのが好きらしく

もう一度夏休みが始まった頃に戻って欲しいと言いだしたりして・・・。

夏の終わりは誰でも、物淋しくなるもの。

親って

ちょっとしたそんなひとことが

気になったりするものです。

大丈夫。

またすぐ一人暮らしのリズムを取り戻すよ。

 

振り袖でも見に行こう。

再来年に成人式を迎える娘。

私にしては早めに動き出したつもりでしたが

ここにしようと思っていたお店が着付けがもう予約でいっぱいでした。

なんてこと・・・残念。

今は高校三年生で振り袖を選び着付けやヘアセットも一緒に予約が主流だそう。

気を取り直して

ずっと熱心に電話がかかってきていたお店に連絡。

感じの良さに一度行ってみようと出かけました。

色とりどりの振り袖がずらっと並ぶ中

彼女が選んだ素朴な振り袖。

真っ黒な髪にちょうどいい感じ。

心配していた下駄も足の大きな彼女に合うサイズがあって、ほっ。

<ひとつ心配事がなくなった>

と娘が嬉しそうなのが良かった。

この着物に袖を通す姿を見る愉しみが出来ました。

     ******

娘を無事マンションに送り届け

今度は息子のいる岐阜へ車を走らせました。

娘の帰省に合わせ来宅していた父と母。

いつか父と母を旅行に連れて行ってあげたいと思っていても

なかなかできないもので。

今の自分たちにできる事は

孫のところに連れて行ってあげることならできる。

宿は息子と娘の住むマンション。

そこで寄り道をしよう。

ちょっとした旅気分も味わえるはず。

岐阜に来たなら先ずは岐阜城へ。

ぎふ金華山ロープウェー

久々に乗るので

妙にどきどきして緊張しました。

 

岐阜城

織田信長の天下取りは岐阜城から始まったと言われているそう。

小さな城でも

名の通った城主がいたのだと思うと

見る目が変わりなんだかぞくぞくします。

長良川が見え見渡す景色が素晴らしい。

360℃パノラマ。

一面を見渡せるるこんな高いところに城を築いた昔の人は

すごいと単純に思いました。

普段家にこもりっきりの母が頑張って歩きました。

父は毎朝健康のために歩いているけれど

母は持病もあり

なかなか歩くことも億劫になりがち。

でも

お母さん

たまにはこうやって歩こう。

歩けるうちに

頑張って歩こう。

 

1582年の本能寺の変

歴史では習ったけれど

気にした事がなかった私。

織田信長が備中で毛利氏と戦う羽柴を応援するために立ち寄った

京都の本能寺で家臣の明智光秀に襲われ自害した事件。

織田信長の遺体が未だ見つかっていないこと。

それにまつわるエピソードなど

想像が膨らんで歴史と言うものに急に興味が沸いたりして。

寄り道旅が歴史旅になったような気分でした。

岐阜城を堪能した後は

でんがく処むらせへ。

 

よく歩いて程よい疲れの中

あっさりとしたうどん定食を注文しようかと悩んでいたら

『正直うどんは何処でも食べれますが

せっかく岐阜にお越しになられたのなら

田楽などどうでしょう?』

お店の方のひとことで

味噌おでん定食ととうふ田楽に決定。

これが美味しかったこと。

見た目はこってりしていますが

食べるとあっさりとして美味しい。

あっという間に食べてしまいました。

ご当地グルメを愉しむのも旅の醍醐味。

お店の方のアドバイスに感謝。

美味しく食べた後は

岐阜大佛がある正法寺へ。

うつむく大仏を真下から見上げると目を合わすことができます。

大きな仏像に優しく包み込まれる思いがして

いつまでもそこで眺めてたい気持ちに。

来て良かった。

何度もそういう母。

喜んでくれて良かった。

こんな寄り道旅ならまたいつでもしよう。

父と母をいつも気持ちよく迎えてくれる夫に感謝。

運転お疲れさまでした。

 
 
 
 
 
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A post shared by 青木 智子/TomokoAoki (@sorahaao)