仏膳。
毎回お箸はどっち向きだったかなと
思い出しながら考えます。
〜仏様がこちらを見ながら食べるのだと思って
お箸を置く〜
白ご飯、お味噌汁、お漬物、南瓜の煮物、紅白なます。
簡単にですが仏膳を作りました。
同じものを自分達もお昼に食べました。
上げ法要。
夫の曽祖母の五十回忌。
初めて位牌を片付けます。
夫も見たことがないという曽祖母。
どんな人だったんだろう。
年忌法要は
宗派にもよりますが
亡くなった年を含めて33年目に行う「三十三回忌」を
上げ法要とすることが一般的のようです。
近頃は核家族化が進み
お付き合いの範囲も狭ばり
亡くなってから30年も経つと
故人を知ってる人が居なくなってしまう、
ということもあるので、
三十三回忌を待たずに
知っている人がいてるうちに上げ法要を行うこともあるそうです。
今回お寺からのお知らせで曾祖母の五十回忌の年だと知ったとき
~これから自分たちもどれだけ生きられるかわからない
自分たちが今できることをしておこう~と
コロナ渦ですが曾祖母の最後の年忌法要をしました。
私たちだけで、
こじんまりとですが出来て良かった思います。
お父さん、お母さんの時は皆で集まって出来たらいいなと話しながら。
昔のアルバムなんかも見たりして。
そうやって故人を思い出し
皆で話をすることも
良い供養になるそうだから。
その時は世の中も落ち着いているかな。
どうだろうか。
いろんな宗教、宗派があって
〜いろんな教えがありますけれど
私たちが檀家さんにお伝えしたいことは
ご先祖様を大切にしてください
それを伝えたいのだと住職がおっしゃってました。
宗教は奥が深くとても難しく説明するのにもとても時間がかかるものなのです…
でも伝えたいことはそこ〜なのだと。
ご飯が炊けたら供えて
温かいお茶を淹れたら供えたりして
手を合わせる
それだけでいい。
宗教に詳しくない私たちにも
わかりやすく説明してくれました。
〜住職が伝えたいこと〜
私たちもその心は持ち続けたいと思っています。
いつも美味しいチキンを焼いてくれるお店~淡路どり上原。
今お店を切り盛りしている寿美さんは三代目。
店先に初代店主みねさんの写真が飾られていました。
「私のおばあちゃん」と教えてくれました。
なんかすごくいい。
おばちゃん、この人の孫なんやなあと思うと
ご先祖様を大事にしている心が伝わってきて素敵だなと。
お店にまた愛着がわきました。
今日も美味しいチキンを贈り物で使わせて頂きました。
喜んでくれるといいな。