今年挑戦したカリカリ梅。
毎日のように様子を見て変化を楽しんでいました。
小梅で作る方が
表面積も体積も小さいので
味も色も早くついて仕上がる気がします。
青梅のあく抜きの時間と
甘みと酸味と塩気の具合が大事で
そこがポイントになってくるような気がします。
味見をちょこちょこしすぎて
カリカリ梅とはどんな味だったかな?と。
表面はしわしわですけど
食感はちゃんとカリカリとしています。
想像以上に美味しかったのは赤紫蘇。
有り難いことに新鮮な赤紫蘇を頂けたので
赤紫蘇の処理も経験出来て
今年の梅仕事は充実していました。
頂いた赤紫蘇の葉を一枚一枚採って塩揉み。
どんどん色が出てきゅっと凝縮されて行く様子がまたいい。
また来年もしたい手仕事。
梅シロップとカリカリ梅。
第一弾に届いた青梅を二種類の方法で。
そこにあるだけでほっとする。
梅愛す・・・です。
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そして夫と二人の生活が始まり
今頃になってわかった事がひとつ、ふたつと出てくること。
今までずっとこれでいいと思っていたことが
本当はそうではなかったこと。
小さなところで言うと
夫は生ハムが得意ではなかった。
知らなかった。
生ハムをサラダに入れるとぐっと美味しく感じていた私は
当たり前のように入れていました。
娘も好きだったし
買い物をしていて目につくと自然と手に取ってしまっていました。
『あまり好きでない』
そうだったのか?
知らないから、何も気にせず食卓に登場させていた…。
なんで言ってくれなかったんやろ…。
勝手に好きだと思っていた。
もっと早くに言えばいいのに。。。
20年以上一緒にいるのに生ハムが苦手だと初めて知った。
なんとなく不完全燃焼の感じで嫌だなと。
子供に好き嫌いしないようにと
自然とそうなってしまっていたのだろうか。
私は作る側の特権で
好きな食材を選んでいるから
そういう思いは一切無かった。
悪かったなあと思うことがじわじわと出てくること。
その度に
私一人が幸せな気分になっておったのだと反省。
人との距離感。
夫だけでなく自分に関わる全ての人との距離感。
最近色々と考えさせられます。