いろんな荷物を詰め込んで
車を走らせる。
少しでも長く居たいやろうと
夜に車を走らせてくれる夫。
優しい人で良かったと
こういう時に思う。
1年ぶりの道のりに
少し感覚が鈍って。
いつもなら眠気に負けて
寝てしまう私も
後部座席で会話を弾ませる息子と娘のお陰で
寝ずに実家にたどり着いた。
遅くについたのに
部屋の明かりを煌々とつけて
笑顔で待ってくれている父と母。
帰る場所があることの
有り難さと安心感
迷っていたけれど
会えたことですごい満足感を得て
眠りについた。
・
・
初めてみるベットのような布団。
カステラに柚子最中。
数種類のお鍋の材料に手作り餃子。
父と母が考えていろんなものを
準備していたことを
私に
これを見て
あれを見てと説明してくれる。
楽しみに待ってくれていたことが
ひしひしと伝わる。
毎年年末に実家でお節を作るのだけれど
変わらずにいつものように
作ろうかと思う。
仕事納めの日、会社で頂いたおやつでお茶の時間。
あっという間に完食。
楽しい時間は流れるように過ぎて行く。