子たちが小さい頃は
クリスマスというものは
親もワクワクとしていたものです。
イヴの日に
子たちは手紙をツリーの下に置き
寝静まった頃に私たちは
そっとプレゼントを置いて。
朝起きたら
子たちと一緒に
驚いて喜んで。
最近はサンタの存在も
架空ではなくなってしまって現実的。
何が欲しいとの問いかけに
靴がほしいかなと
普通に会話をしてポチッとする感じ。
今日の朝になって
《あ、そうか》
いつもはチキンを買っていたんだったと
本当に何も考えていませんでした。
バタバタとしていた数日。
とりあえず家族皆が元気に過ごせていることに
ほっとして。
時々思います。
こうなれば
ああなればと
いろいろ願って思って
欲張りな自分が出てきても
ふと
冷静になって考えると
自分には帰る家がある。
居場所がある。
それだけで
幸せ。
十分だなあと。
朝に友人からもらった
新鮮な野菜を使ってサラダを作り
チキンとケーキを買い
いつも通りクリスマスっぽい事をしてみました。
最後に一緒に食べようと炬燵に並べたケーキ。
お腹いっぱいだから
ケーキは朝食べると言う娘。
なんだ、なんだ
貴方のために
いつものようにしたのにさ
なんて思いながら
結局大人二人で
それぞれの好みのケーキを頂いて。
夫を見て
一番の友達だ
仲良くせねばなと
心の中で思うのでした。
明日寮から帰ってくる息子に
届いた靴。
地味な趣味です。
若いのに。
そんなところ
私に似てる。
頑張れよと思います。
