一日早く家族の始まりの日を祝う。
今年も無事この日を迎えることができた。
家族の皆にありがとう。
夕飯を食べながら息子が話をしだした。
数学の授業中
ある生徒が
『どうしてこんなに勉強するのか』
と言うような事を話したらしい。
大学を首席で出て
なかなか個性的らしいその教授は
『将来仕事をすることになっても
そこでも勉強はしていくことになる。
今勉強する時期に
勉強できるかどうかは
そこでも頑張れるか
ということに繋がっていく』
飛び抜けた能力の持ち主から出る言葉は
変わってると思うことが多い中
なかなか心に響く事を言うなと
思ったらしい。
・
・
学んでいても
自分はできると言う気持ちと
もうだめかもしれないと言う気持ちが
いつも交互にやってきて
これからもそんな気持ちが繰り返されていくんだと思うと
息子が言った。
あ〜
この子も
頑張ってるんだなと感じて。
戦っているんだなあと。
家族は一人一人
それぞれに世界があって
そこは共有出来るものではないのだけれど
そこに漂う空気から
嬉しい
悲しい
楽しい
苦しい
がわかる時がある。
そんな一瞬を感じた。
自分が通ったことのない道を
進んでいく子たちに
どんな考えで
どう言葉を選んで
話をしていけばいいか
難しくなってきたなと思う。
マネージャーが大事な大会前に
作ってくれたスパイクのお守り。
それぞれメンバーの履いてるスパイクを
ひとつずつ作りあげてくれたらしい。
素晴らしい。
この心のこもり様。
本当によく出来る子で
『頭が上がらない』と感謝しているらしい。
サッカーを続けること一つにしても
ものすごく悩みながらしていること。
厳しい環境に身を置くことは
その後の自分の力に
なっていくはず。
そう思って
前向きに
生きたい。