かぐれにて。日替わりデザート。夫と。
帰省のおりにいつも思う。
夫が空気のように居てくれること。
気を遣わせない空気を作ってくれること。
私が思うように動けるように
いつもいい位置にいてくれること。
父と母の事をわかってくれて
弟や妹の事もわかってくれて
祖父や祖母の事もわかってくれて。
それがどれだけ
心を楽にしてくれることか。
いつも感謝しているのに
私はありがとうの一言が
素直に言えない。
今年は結婚して２０年になる。
ありがとうくらい
素直に言える
可愛い人になりたい。
結局二人で＊＊＊
子たちが小さい頃は
クリスマスというものは
親もワクワクとしていたものです。
イヴの日に
子たちは手紙をツリーの下に置き
寝静まった頃に私たちは
そっとプレゼントを置いて。
朝起きたら
子たちと一緒に
驚いて喜んで。
最近はサンタの存在も
架空ではなくなってしまって現実的。
何が欲しいとの問いかけに
靴がほしいかなと
普通に会話をしてポチッとする感じ。
今日の朝になって
《あ、そうか》
いつもはチキンを買っていたんだったと
本当に何も考えていませんでした。
バタバタとしていた数日。
とりあえず家族皆が元気に過ごせていることに
ほっとして。
時々思います。
こうなれば
ああなればと
いろいろ願って思って
欲張りな自分が出てきても
ふと
冷静になって考えると
自分には帰る家がある。
居場所がある。
それだけで
幸せ。
十分だなあと。
朝に友人からもらった
新鮮な野菜を使ってサラダを作り
チキンとケーキを買い
いつも通りクリスマスっぽい事をしてみました。
最後に一緒に食べようと炬燵に並べたケーキ。
お腹いっぱいだから
ケーキは朝食べると言う娘。
なんだ、なんだ
貴方のために
いつものようにしたのにさ
なんて思いながら
結局大人二人で
それぞれの好みのケーキを頂いて。
夫を見て
一番の友達だ
仲良くせねばなと
心の中で思うのでした。
明日寮から帰ってくる息子に
届いた靴。
地味な趣味です。
若いのに。
そんなところ
私に似てる。
頑張れよと思います。
昼が最も短い日＊＊＊
冬至。
娘のお出かけのため
早朝４時半起床。
長い1日の始まりでした。
最近思うこと。
子たちの為に頑張る自分たちだけれど
その子たちはどんどん
自分たちから離れていっているということ。
なんだか
少し寂しく感じながらも
軽さも感じて
何とも言えない気持ちで
子たちとの時間を過ごしています。
早朝のバス停で
少しの間娘とこれからの事を話しました。
将来の自分を想像しながら話す娘。
可能性って自分の力次第で
大きくも小さくもなるもの。
なんだかんだ言っても
未完成な子たちを
応援できる自分は幸せだと思いました。
親として
自分の力で生きていけるよう
子たちを独り立ちさせることが
子育ての一番の目標。
もうひと踏ん張りも
ふた踏ん張りも
頑張らなければいけないところ。
それには
健康でいることが一番で。
それを願って
ゆず湯につかりました。
母に感謝しながら。
今ある幸せ＊＊＊
『こんな日がずっと続くわけないから』
友人とのやりとりの中で出てきた言葉。
二人とも今年は自分の健康に不安を持ってしまったことで
今ある幸せが当たり前でないことを
感じて話が深く深くなって。
淡々と同じようで
違う日々を過ごせていることが
どんなに幸せでありがたいことか。
今自分が出来ることを
クリアしてこれから先の未来に
いろんな花が咲くように
種を撒いていきたい。
ただそう思います。
失くなるもの＊＊＊
フォークとスプーン。
買い足しました。
なぜかいつのまにか
ひとつずつ失くなっていくのです。
きっと
あわてんぼうの私が台所仕事をしながら
ゴミと一緒に捨ててしまっているのだと思います。
毎日朝食時には使うので
我が家には必要なもの。
今は３つあって
とりあえず
足りていますが
息子が帰省した時や
来客時には
誰かが大きなフォークやスプーンを
使っています。
もうそれでもかまわないかなと
思いながらも
なんとなく
気持ちが落ち着くので
買い足すことにしました。
なんだかすごく豊かになった気分です。
今日は夫の誕生日。
これでケーキを頂こうと思います。
トキ＊＊＊
最近朝食で食べる林檎が
なんだか美味しくないなあと
感じていました。
お友達が、
「この間、トキっていう林檎食べたけど
美味しかったよ」と教えてくれたので
早速買ってみました。
青い色というのが
どうしても今まで手が伸びなかったのだけれど
これが美味しいこと。
最近はトキが並んでいると
買い物かごに入れるようになりました。
絶対フジだと
思い込んでいつも手に取っていたけれど
味が落ち着かないなと思った時は
トキを選んでみるのもいいなと思っています。
心配ごと。
ひとつ解決したと思えば
また生まれて
なんだろうなこれはと思います。
色々もやもやするけれど
友人の
気にしても仕方ないから
時を待つかい？の言葉に
救われました。
「時を待つ」ってなんだかいいなと
思いました。
キモチヲオクル＊＊＊
段ボールに少しだけ
お菓子を詰めて息子へ送りました。
後期の中間考査が近づいてきたもので。
最近お菓子はあまり食べないと言っていたし
どうしようかなと
迷ったけれど
何もないよりかはいいと思って
少しだけ。
体のことを考えると段ボールに詰めるものが
はっきり言って何もなくなってくる。
でもこれならいいかと
ひとり店の中でこちょこちょと悩みながら
買い物カゴにいれて。
サッカーもひと段落し
バイトも始めたようで頑張っていました。
少しほっそりとしていたから
やっぱり心配しています。
服も欲しいだろうなあと
先日の帰省の時に思いながらも
何もしてあげれなくて。
親として出来ることは
出来るときにしてあげたい。
あたたかい上着ひとつ
インスタントラーメンの代わりに。
ボアジャケット一枚贈ろうかと思います。
